活用事例(3):【 選挙戦略の立案と出馬1ヵ月後の認知度 】
《オートコールの活用目的》
●オートコールの結果から選挙戦略の見直しを迅速に!
 「B市市長選挙」意識調査のコール内容(スクリプト)
「挨拶メッセージ」
こちらは「世論調査研究所」です。この5月にはB市の市長選挙が予定されて
おります。本日は皆様の貴重なご意見をいただきたくコンピュータ電話でアン
ケート調査をお願いしております。皆様の生活に関わる大切な選挙ですので、
最後までご協力ください。なお、この電話はコンピュータにより処理され、
皆様のプライバシーは厳重に守られています。質問には、お手元の電話機の
ダイヤル番号を押すかまたは回してください。質問は全部で3つです。
質問の途中でのダイヤル回答も有効です。
「質問1」 
最初の質問です。あなたは、現在□□市長の4年間の実績をどのように評価
していますか?
「良くやっているので満足している、評価する」という方は6番を、「満足していない、
評価しない」という方は7番を、「どちらともいえない、わからない」という方は
8番をダイヤルしてください。どうぞ。
「質問2」 
次の質問です。今度のB市の市長選挙では、現在現職の市長の他に元市役所
職員の「○○氏」が立候補を表明しています。あなたは「○○氏」が立候補を
表明していることをご存知ですか?
「知っている」という方は6番を、「知らなかった」という方は7番をダイヤルして
ください。どうぞ。
「質問3」 
次の質問です。あなたはB市の市長にどんなことを最も望みますか?
「市民にわかりやすい市政運営」という方は6番を、「学校・教育問題への積極的な
取り組み」という方は7番を、「高齢者、障害者福祉の充実」という方は8番を、「農業
問題への積極的な取り組み」という方は9番を、「国道×××号線や生活道路の
整備」という方は0番をダイヤルしてください。どうぞ。
「質問4」 
※性別についての質問
「質問5」 
※年齢についての質問
「さよならメッセージ」 
最後までご協力いただきまして、ありがとうございました。
電話をお切りください。
上記、オートコールの結果データ
実施日:2002年1月12日(土)〜1月15日(火)
データ件数 1003件(B市西部、中部、東部、南部の4地区にて実施)
反応結果
質問2:「○○氏」のが立候補を知っているか?
知っている 464件(45.5%)
知らない 555件(54.5%)
質問3:B市の市長に何を望むか?
市民にわかりやすい市政運営 247件(24.4%)
学校・教育問題への積極的な取り組み 86件( 8.5%)
高齢者、障害者福祉の充実 315件(31.1%)
農業問題への積極的な取り組み 23件( 2.3%)
国道×××号線や生活道路の整備 341件(33.7%)
アンケート結果
 上記のアンケート結果から、選挙公約の追加など、選挙戦略を見直すことができた。
 リアルタイムに戦略の軌道修正を図れたことは、オートコールによるアンケートが的を射ていた
 からだと言えよう。
 最後に認知度を質問するという方法をとりながら「○○氏」の名前を有権者に浸透させたことは
 説明するまでもない。